最近のビットコインアービトラージの動向・収益(2019年6月)

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※このページは2019/7/8に作成されました。

こんにちは、ケネです。

この記事では私が実際に運用しているアビトラツールの収益、分析を書いています。
次のような疑問を持っている方はヒントが見つかると思います!

「ビットコインでローリスクで取引するためにアービトラージをやってみたい」
「アービトラージでツール作ったらどれぐらい儲かるのか知りたい」

過去実績(2019年2月)へのリンク
過去実績(2019年3月)へのリンク
過去実績(2019年4月)へのリンク
過去実績(2019年5月)へのリンク

  • ポイントのまとめ
  • ビットコインアービトラージの収益

    6月のビットコインの動向

    6月のBTCの価格は開始が90.6万円で128.7万円で終了しました。
    最低が80万円、最高が150万円とかなり値動きは激しかったです。

    値動きの幅が大きかったのでアービトラージには優位な状況でした。

    また、BinanceのIEOも6月は順調で、10.3倍をつけています。
    Binance 6月IEO Elrond (ERD)の結果と傾向について – Node.jsで暗号資産アービトラージ

    6月の収益は50391円でした

    私のアービトラージツールの収益は6月は50391円でした。(BTCの値動きを除く)
    通常の月よりも10倍以上儲かりました。

    5月のビットコイン高騰で開始は200万円弱(JPY890000円、BTC1.22)からスタートしています。

    アービトラージの注文は今月は411回出しており、先月(5月)の35回と比較しても11.7倍とかなりの価格差を検知していたことになります。

    なお、注文タイミングはコンスタントに発生しているわけではなく、特定のタイミングに集中して発生していました。

    アービトラージ判定する価格差

    私はBTCの価格差は3600円発生したら注文するようにロジックを組んでいます。

    BTCが高騰しているため、アービトラージ判定する価格差を見直す必要があるか分析してみました。

    6月に3600円の価格差を検知したタイミング、および4000円、4500円、5000円を検知した回数は以下となります。

    3600円以上の価格差:254回
    4000円 〃    :218回
    4500円 〃    :174回
    5000円 〃    :149回

    ※bitFlyer、coincheck、Liquid by Quoine、BITPointのいづれかで価格差を検知した回数

    かなり単純化しますが、3600×254が他と比べて最も大きい額なので、6月の状況でも3600円継続で問題ないことがわかりました。

    取引所の価格差はLiquid by Quoineが多い傾向に変化なし

    4月、5月に続き、6月もLiquid by Quoineの価格差発生が多い傾向に変化はありませんでした。

    また、今月はcoincheck(高い)とBITPoint(安い)の価格差も多く発生していました。

    Liquid by Quoine APIの使い方

    ポイントのまとめ

    記事のポイントをまとめておきます。

    • 6月は価格変動が大きく、取引所間でのBTC価格差が大きかった
    • アービトラージ判定で利用する価格差は固定3600円で問題なし
    • アービトラージをやるならLiquid by Quoineは必須

    今月は利益は大きかったですが、傾向に大きな違いは見られませんでした。
    アービトラージは市場の環境に大きく影響を受けますね。

    www.kennejs.com

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