・BinanceのFutures(レバレッジ取引)はBinance本体、Binance JEX(グループ会社)で提供されています。この記事はBinance JEXを対象にしています。
・残念ながらBinanceから日本向けサービスを制限する方針がアナウンスされました。日本からはBinanceのレバレッジ取引は今後できなくなる可能性が高いです。
Binance JEXのFXの特徴についてまとめました。
- ETHでレバレッジ取引をしたい
- 日本の取引所FXは手数料が高いのでいい取引所を探している
方は参考にしてみてくださいね。
Contents
Binance JEXとは
Binance JEXは暗号資産FX取引所です。
BinanceがJEXという暗号資産FX取引所を買収して誕生しました。
Binance JEXの特徴
USDT建てでBTC、ETH、EOSを最大100倍のレバレッジで暗号資産FX取引できます。
USDTはTether社が発行しているステーブルコインでUSD(米ドル)の価値に連動します。
ですのでBinance JEXではUSDに近い価値でBTC、ETH、EOSのレバレッジ取引ができます。
なお、暗号資産FX取引(Futures)以外にもオプション取引(Options)、現物取引(Spot)にも対応しています。
日本語にも対応しており、APIを使って取引をすることもできます。
Binanceユーザならログインできる
すでにBinanceの口座を保有している場合、BinanceのユーザIDを利用してBinance JEXのサービスを利用することができます。
Binance JEXのログインページから「バイナンスアカウントでログイン(英語:Binance User Login)」からログインすることができます。

二段階認証(Google Authentication)もBinanceのものを利用します。
私はまだ利用したことがありませんが、Binance本家の方からFuturesサービスを利用することもできるようです。

※Binanceは日本語対応はしていません。
Binanceはこちらから口座開設できます。Binance口座開設
Binance信用取引との違い
Binanceでは信用取引(Margin Trading)サービスもありますが、規制の影響で日本の居住者向けに解放されていません。
(一時期解放されていましたが、2019/10時点で日本人には未解放です)

Binanceの信用取引では、信用取引を行いたい暗号資産を手数料(BTCで0.02%、変動あり)を払って借りることで最大3倍程度のレバレッジ取引を行うことができました。
日本の暗号資産取引所FXとの違い
日本の暗号資産取引所でFXを提供している会社はいくつかありますが、日本の取引所との違いとして大きく「ポジション管理料」の違いがあげられます。
日本では固定でLong(買い)でもShort(売り)でも1日0.04%(Liquid by Quoineは0.1%)かかりますが、BInance JEX(や他の海外暗号資産FX取引所)ではFunding Rateとして、LongまたはShortのいづれかに支払い、反対側は受け取りが発生する仕組みとなっています。
(ベースはLongが0.01%の支払い、Shortが0.01%の受け取りで市場の動向により変動します)
暗号資産FXは取引所独自の市場を利用しており、現物市場との差異が発生しやすいためFunding Rateを変動させることでバランスをとる仕組みになっています。
日本の暗号資産取引所でのETHのレバレッジ取引の手数料
ETHに関しては、取引所形式での取り扱いはLiquid by Quoineのみでポジション管理料が0.1%/1日と高いです。
販売所形式ではETHはスプレッドが大きいため、購入時にスプレッドとして不利な条件での買い、売り持ちになってしまいます。
そのため、日本の取引所でのETHレバレッジ取引はコスパが悪いと感じています。
私はETHに関しては、Binanceをバックグラウンドに持っていて安定性のあるBinance JEXを使い始めています。
まとめ
・Binance JEXはUSDT建てでBTC、ETH、EOSのレバレッジ取引ができる
・Binanceの信用取引は現在日本人に解放されていない
・日本の暗号資産取引所でのETHのレバレッジ取引は手数料が高い
APIの使い方の解説をしようと思ったのですが、導入が長くなりすぎてしまいました。。
次の記事でAPIの使い方を紹介します。
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