BinanceのIEOでは新規上場トークンを抽選で取得でき、値上がり益が期待できます。
この記事では2020年8月に実施されたIEOのルールと結果をまとめました。
今後IEOに参加してみたいなら、ぜひご覧ください。
2020/8/14にBinanceに上場されたSANDBOX($SAND)のIEO解説記事です。 こんな疑問に答えていきます。
- Binance IEOのルールは変更なし
- 当選率など、Sandbox IEOの特徴
- 今後のBinance IEOの考察
次回のIEOに向けて参加するか否かの検討材料にしてもらえればと思います。
Contents
Sandbox IEOのルールと結果

抽選ルール
今回のIEOでは抽選ルールの変更はありませんでした。
1週間のBNB保有期間でのBNB保有量に応じて抽選券が割り当てられます。 期間中の平均で500BNBを保有していると10枚の抽選券がもらえます。
タイムラインは以下です。
- 8/5(水):IEOアナウンス
- 8/6(木)9:00〜8/13(木)9:00:BNB保有期間
- 8/14(金)17:00:抽選
- 8/14(金)22:00:Binanceでトレード開始 (時間は日本時間) ※詳細はこちら
今回は抽選からトレード開始までの間隔が短かったですね。
時間はAnnouncementの「New Crypto Listings」から確認できます。 Sandboxはこちらのページでアナウンスされていました。
SandboxIEOの特徴
SandboxのLaunchpadページを見ると、Launchpad Hard Capは3,000,000USDと多くも少なくもない数量です。
前回のCARTESIは1,500,000USDだったので前回の2倍です。 ただ、今回は前回のIEOとの間隔が3ヶ月半と長めだったので、当選しやすさや、値上がりの傾向は前回同程度と思われました。 (CARTESIは4/23に取引開始)
また、今回はBNB含め暗号資産全般的に強気相場だったため、BinanceFuturesの両建てコストは低めでした。 期間中のFunding Rateの合計が-0.46%で、前回よりBNB価格が上がっていたものの、48USDTでのヘッジも可能でした。 (IEO発表後のBNBレート20.89USDTで計算)
- BTCの期間中のFunding Rateの平均:0.026%
- BNBの期間中のFunding Rateの平均:-0.021%
Sandbox IEOの結果
Sand/BNBの上場直後の画像です。

1時間以内に売っていれば、最低でも7.25倍になりました。
最近のIEOに比べてかなりいい結果でした。暗号資産相場全体が強気相場だったことも要因と考えられます。
当選確率は9.1%となりました。 応募が約164800に対して、当選数は15000になります。 前回が約155600に対して、当選数は7500(当選確率4.82%)だったので、前回に比べると応募数は微増しています。
また、BNBは発表直後のレートで1BNBが20.89USDT、保有期間開始時点で23.09USDT、保有期間終了時点で21.57USDTとなっています。 BNBの価格が上がっているためやや難しかったですが、IEOによる変動は小さかったと思います。
Binance IEOの考察

今後のIEOに向けた戦略
BinanceのIEOは「IEOの期待値>BNBの価格変動リスク」であれば利益はプラスになります。
今回のSandboxは上場後の価格上昇幅が大きかったので、同じ相場環境が続けば当選確率はもう少し下がるかもしれません。 IEOは需要や相場環境で動くので、他の取引所のIEO動向も見ておくといいと思います。
BNBが長期的にプラスであると判断すれば、事前に仕込んでおけばヘッジできます。 ただ、BNBが価格が上がってきているので、相対的にIEOのコストが上がっているといえます。
BNBを保有しているならBinance IEOを狙おう
SandboxのIEOの結果を解説しました。
現状、IEOのみの参加はあまりコスパがよくはありませんが、BNBを触っているのであればBinance IEOも狙っていきたいですね。
Binanceはこちらから登録できます。
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